病院の統合や閉鎖が話題に上がっていますが、注目されているのが、医師や看護師が不足しているという問題です。
日勤だけでなく夜勤でも働いて、不規則な毎日を送りながら時には急患にも対応しなければならず、多数の看護師は激務をこなしているのが実情です。
男性看護師の割合も増加しているのですが、いまだに女性の方が多い職場なので、どうしてもストレスが溜まりやすかったり、行きたくてもトイレに行く時間がなく、便秘になる看護師も多いという事実は分からなくはない話です。
看護士と看護師、いったい何が違うのでしょう。
ミュゼ 高崎
読み方はどちらも同じですが、漢字で書いてみると二通りで表すことができます。
かつては「看護士」が男性、女性を表すのは看護婦という風にはっきりと分けられていたのです。
法律が変更された2001年を境に、男性を指す時も、また女性を指す時も使用可能な「看護師」としてまとめられることになったわけです。
実際の看護師資格取得の難易度はどの程度だと思いますか?試験の合格率ですが、90%近くが毎年合格できているようです。
試験そのものも、学校の授業をしっかりと勉強していれば十分に合格できるものですので、全く看護師の資格を取るのがものすごくキツイということもないみたいです。
改めて言うまでもなく、医療関係の代表職である医師と看護師ですが、この二者間の決定的な違いといえばなんだと思いますか。
端的に言えば、原則として、医師に課せられているのは患者さんの診察と治療、予防指導を行ったり、適切な薬を出すことが主な業務とされます。
そして看護師については、必要に応じて医師が出す指示の通りに、医師が診療を行う際に、その補助をすることや患者の看護を行います。
看護師は煙草を嗜む人が減っているように思います。
実際のところ、いかにもその通りで、国民の平均的な喫煙率よりも少ないことが分かっています。
病気の患者と接する職業上、煙草を吸って、服や体に臭いがつかないように、自主的に禁煙している人が多い職業であるということが分かるのではないでしょうか。
医療施設で看護師として勤務している人の中には勤務時間が一定でないことに加え、過酷な労働環境だということも相まって、まったく違う仕事に移る方も少なからず存在するそうですが、案外、看護師資格は看護師以外の職業でも活用できるというのもよくある話です。
考えられるのは体の仕組みや病気の知識があり、人の体を扱った経験も生かされ、保育関係やリラクゼーションサロン等といった仕事では、やったことがなくても比較的簡単に採用されるでしょう。
昔の看護師といえば、女性が担うものというイメージがありました。
ですが、近年は看護師の名称が一般的に使われている事からも分かるように、男性が働くことも多くなってきました。
看護師に相応しい性格や能力をみても、このような変化は、時代の流れとして当然なのかもしれませんね。
本来女性が持っているような優しさだけでなく、現場での判断力や瞬発力、体力の強さなども、これからの看護師にとって大切な要素だと言えますね。
看護師をやるからにはほぼ夜勤の必要が出てくるわけで看護師の中でも小さな子を持つ場合には大変な懸念事項となっています。
未就学児であれば、数は少ないですが、24時間保育に対応しているような保育所に預けたり、託児室を完備している病院に勤務する場合はそちらに預けるなどの方法もありますが、現実問題として、就学してしまうと預け先が極端に減るということがあります。
そういう理由でパートで働く形に変えていくという看護師も少なからずいます。